GTパパ
2003-03-25 13:36:09 ( ID:rq73n1voqvj )
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過去ログ(#182)で、カノープスのDVコーデックを使用しているAVIをMPEG2に変換する場合の議論がありましたが、最近のこの設定項目は変換式を選択できるようになっています。ソースにカノープスのコーデックを使用する事が前提条件のはずですが、なぜこんなに設定可能項目が必要なのでしょうか。
過去ログだと、BasicYCbCrを選ぶべきのように思えるのですが、とするとCCIR−601やYUVという設定がある理由がわかりません。
すみませんが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、どんな時(何を考慮して)、何を選べばよいのか、教えて下さい。
よろしくお願い致します。
すこっぷ
2003-03-25 17:56:25 ( ID:nnsvmkybmuw )
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各変換式に、実際にどの式が用いられているかの解説は私には見当たりませんでしたが、
Plusのヘルプをもとにすれば、データに忠実にしたいときはBasicYCbCrで
量子化行列のチェックボックスもON
量子化行列のチェックボックスをCCIR601(OFF)にしたいときはCCIR601に設定
と書いてあり、CCIR601か、BasicYCbCrで揃えるのがいいようですね。
BasicYCbCrを選択すると、色空間変換の回数が少ないですが、
CCIR601を選ぶと、伸長されて入力され、圧縮されて保存されますから、
色空間変換の回数が多くなります。
あとは、好みだと思いますが、伸長して入力したほうが色の実用域の階調が
細かく処理されると考えられます。そのまま入力したほうが変換が少ないので
誤差が少なくなる可能性があります。
このあたり、細かく考えたこともなければ、カノープス製品を使っているわけでもないので
どなたか、わたしに間違いがあったら教えてください。正直、自信は有りませぬ。
Y.Masuyama@USA
2003-03-26 02:11:33 ( ID:upmbu6u9goa )
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掲示板の限られたスペースで、詳細は説明しきれません。(^^;;
この件に関しては、No.184 の堀さんと茂木さんのレスでほぼ全てじゃ
ないかと思います。その内容を理解できるようになって下さい。
解らないけど、Canopus使ってる……ってことなら、黙ってオプションを
オンにしましょう(ほぼ必須)。色調補正には触らない方が無難です。
#但し「環境設定」の中の類似?オプションは、触ってはいけません
<追 記>
・PC(Windows)規格の"AVI"は、黒0〜白255の記録再生が始まり
・CCIR-601等の TV信号のデジタル化規格では、黒16〜白235
・Mpegは、内部データはTV信号準拠で、伸張は再生環境次第
この辺を踏まえた上で、カノープスは何をしようとしているのか?
を考えれば、補正のよりどころは判ると思います。
色調補正をしたいなら、理解していないと何をしているのか判らない
状況になる可能性が大です。茂木さんのページに参考になる記事
が沢山ありますのでご参照。
<追 記2>
No.184 の堀さんのレスに少々まぎらわしい表現がある様ですが、
量子化行列のタブにある「YUVデータを(以下略)」に関して
<RGB→YCbCr変換式は二つだけです>
WindowsベースのTMPGEncは、デフォルトでは AVI から渡される
RGB24データを、黒0〜白255であるものとして、mpegデータの
黒16〜白235に圧縮しつつYCbCr変換します。
該当オプションをオンにすると、元データが黒16〜白235である
として、黒16〜白235のままで YCbCr変換します。
堀さんの「ソースが……」の記述は、式を変えた結果としてどうなるか
の説明と考えた方が判りやすいのかも知れません。
ポン一
2003-03-26 16:03:49 ( ID:5ihhggfqpdl )
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>#但し「環境設定」の中の類似?オプションは、触ってはいけません
その、「環境設定」の中の設定項目について、「必要ないなら、なぜ設定項目が
あるのか?」という質問をされているのだと思いますが。
GTパパ
2003-03-26 19:58:02 ( ID:rq73n1voqvj )
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すこっぷさん、Y.Masuyama@USAさん、ポン一さん、
レス、ありがとうございます。
まず初めに、ごめんなさい m(_ _)m
今読み返すと質問の内容があいまいですね。
その後、少し勉強しましたので、それもあわせてもう一度質問させて下さい。
MPEG作成の過程で行われている事は、
ソース(YUV) --(処理1)--> PC内部処理 (RGB) --(処理2)--> MPEG (YUV)
という流れになると理解しています。
量子化行列のタブにある「YUVデータをCCIR601ではなく、Basic YCbCrで出力する」というのは、
処理2のところの話で、
・チェックあり
「ソースがCCIR601(つまりRGB16−235の範囲のデータ)である事を前提にそのままYUVに変換する」
・チェックなし
「ソースを(RGB0−255)としてRGB16−235に圧縮し、YVUに変換する時にYUV(0IRE−100IRE)に収まるようにする」
という事だと思っています。
判らなかったのは、環境設定の設定タブにある「色空間変換式を指定する」の意味です。
カノープスコーデック専用のところにありますから、ソースがCCIR601である事が前提だと思います。
とすると、処理1の内容は決まっていますし、処理2は量子化のところにありますから、どこで(何から何への変換の時)使用されるのかが判らなかったのです。
(余談ですが、、同じ場所にある「4:1:1から4:4:4へ保管する」は必須と思っています。)
どなたか、この色空間変換式が使われる処理の内容をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
よろしくお願い致します。
Y.Masuyama@USA
2003-03-27 02:32:21 ( ID:upmbu6u9goa )
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最初に、ボクはペガシスの関係者ではありませんし、事実関係について
知らないことに対して 「なぜ?」 との問いには答えられないですね。
先のレスの設定については、あいまいな質問に対して、Canopu DV codec
を使う初心者を想定してセオリー、ヒントを書いたまでです。
……Canopusのストレート変換への対応としては”必要十分”
逆に、「量子化行列側のオプションon」は、CanopusDV使用の場合には
Codec標準の「ストレートデコード」されたデータ、ないし準じたデータを
前提にしないと意味が在りません。
GTパパ さんが気にしておいでのオプションは、この前提を崩す可能性が
あります。
ポン一さんは、”いけません”と書くから「なぜ?」も知っているのではないか
と考えられたのかも知れませんが、それは違います。
限定された作業手順の中で、必然性も無く不明確なオプションを on に
しては”いけません”の意です。
<回答ではなく、憶測など>
Csnopusの DV codecには、Video for Windows を経由せずに、直接に
YUVデータを取り出せるオプションが在ると聞いたことが在ります。
「環境設定」のオプションは、これを利用したものでは無いか?と考えて
いますが、個人的には
・AviUtlで前処理したデータと、同じ設定で使いたい
・デコード時にYC伸張処理して欲しいのは、再生ソフト
との理由で、Codec標準のデコード以外は使いませんし、どう動くかの
検証をしたこともアリマセン。(^^;;
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